人の名前を聞くとすぐにその人の顔の形が予想できるような気持ちに包まれるのに、実際に会ってみると想像したのとは同じ顔の人はいなかったりする。昔の小説などを読んでいると「現存するよその人の家のあの辺のことかな」などと思い。登場人物は「あの人みたいな感じだろうな」などと自然と不思議に比べてしまうのは、みんながやっていることなのであろうか。
また、ちょっとしたときに、ちょうど今、人の言っていることも、目に見えているものも、心で感じたハルシネーションも「そういえばこんな事がいつかあったような気がする」と思うのだけど、いつのことだか思い出せなく、それでも本当にあったり、見ていたり、感じたりした気持ちになるのは、わたしだけのことなのだろうか。