「箱のくりかたに緒を付くる事、いづかたに付け侍るべきぞ」と、ある有職の人に尋ね申し侍りしかば、「軸に付け、表紙に付くる事、両説なれば、いづれも難なし。文の箱は、多くは右に付く。手箱には、軸に付くるも常の事なり」と仰せられき。
「箱のフタにあるひもを通す部分に、ひもを通すとしたら、どこにつけたらいいのでしょうか?」と、ある専門家に問い合わせたところ、「右側につけるのと、左側につけるのと、諸説ありますので、どちらでもかまわないと思います。ただ、レターケースの多くは右につけ、道具箱の多くは左につけるのは、よのなかの常識みたくなっています」という回答があった。
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